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道場破りその3
愛知県K.Kさん(小学校6年生・2007年3月現在)
ピッチング道場について、ミッシェルが多忙につき12月の予定が大幅に遅れましたことを、心よりお詫び申し上げます。今回ビデオ指導にご応募いただいたのは、愛知県のK.Kさん(小学校6年生)です。ご応募いただいたのは11月中旬でしたので、4ヶ月もお待たせしてしまいました。申し訳ございません。また、以降お申込の皆様には、なるべく早めにアップしたいと考えております。しばらく気長にお待ちいただけたら幸いです。
K.Kさんのプロフィール
小学校4年生からソフトボールをはじめ、2号ボールでストレートは85km、チャンジアップも投げるそうです。6月11日、日本リーグが安城で行われた時豊田織機とトヨタとの試合で始球式をしたそうです。その練習の時ミッシェルさんに少しピッチングを教えてもらい、すごくうれしかったとのことです。将来は豊田自動織機に入って日本リーグでプレーしたいという夢を持っているそうです。全国大会で優勝したチームの監督さんからも間違いなく全国レベルのピッチャーだと太鼓判を押されているそうです。是非中学校でもソフトボールを続けて夢を実現して欲しいものです。
【ミッシェルに指導を受けたい点】
1.ストレートのスピードをアップしたい
2.チェンジアップのコントロールを良くしたい
3.成長期の練習方法が知りたい
4.2号球から3号球に変わるときの注意点と練習方法
この4点についてです。
それではまずはじめにK.Kさんの投球をビデオで見てみることにしましう。
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| ストレート(キャッチャーから) |
ストレート(右から) |
ストレート(左から) |
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| ストレート(後から) |
チェンジアップ1 |
チェンジアップ2 |
ミッシェルのピッチング道場
Michele's Piching Dojyo(Vol.3)
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1.スピードアップについて
彼女の場合、成長するにつれてボールのスピードはどんどん速くなるでしょう。成長とともにフォームがもっと自然になり筋力も強くなりますし、大きくなって力強さも増すでしょう。プレモーションにおいて前にしっかり体重をかけることはとても大事です。彼女の場合、プレモーションでもう少ししっかり右足に体重をかければピッチングにおいて脚の爆発的な飛び出しが可能になり、結果としてスピードが速くなります。100m競争のスタートのような飛び出しを心がけてみてください。
2.チェンジアプのコントロールについて
ビデオを見る限りチェンジアップが高めに行っています。チェンジアップでバッターをだますには、モーションは速いままにすること、爆発的な脚の飛び出しと腕の回転が必要です。ストライクゾーンの低めに投げるためには、リリースのときあなたの前に想像上の線を引きましょう。大体ベルトぐらいの高さにその線をイメージして、線の下でリリースするように心がけてください。これによってボールを低めに集めることが出来て、バッターが他の球種と判別しにくくなります。リリースのあとはバッターをだますために、大きなフォロースルーをしましょう。
3.成長期におけるトレーニングについて
若い女の子の場合、時には体を休ませることが大事です。ピッチング練習を毎日することは体にとって良いことではありません。体は”ハードな”または”ヘビーな”練習をしたら”イージーなまたは”軽い”日を求めます。12-14歳ぐらいの女の子にとって、もちろんアスリートレベルなどの個人差がありますが、ウエイトトレーニングを始める時期です。若い女の子の場合、軽いウエイトを使うほうが効果があります。軽いウエイトを使って基本的なウエイトトレーニングの動作をマスターしてください。重いウエイトを使うのはもう少し年をとるまでしばらく我慢しましょう。また、私は脚を強化するために長いスプリントトレーニング(やや長めの短距離走)もお勧めします。また、一週間のうち最低2日はノースローにすることが重要です。休養は体の回復のために必要不可欠です。その2日には守備やバッティングの練習をしましょう。
4.2号球から3号球への対応について
私の場合、今は大きいボールから練習をスタートします。アメリカには練習用にいろいろなサイズのボールがあります。もし、まだ試合では2号球を投げなければいけないときは、シーズンが終わるまで最低週1回は3号球で練習しましょう。シーズンが終わったら、3号球だけで練習しましょう。また、3号球で練習するとき、最初の1~2週間はプレートから1.5mほど下がって、遠い距離で投げましょう。これによってプレートから投げるようになったときに近く感じて、ボールの大きさをあまり意識せずにすむと思います。
5.まとめ
彼女のモーションについて、プレモーションで体重をしっかり前にかけることが必要です。これによりピッチングプレートをより力強く蹴ることが出来ます。また、リリースのときに体が前に突っ込みすぎているので、やや後に体重を残す必要があります。体重が前に乗りすぎているために、パワーをロスしています。そして彼女のリリースのときの腕はまっすぐに伸ばしすぎています。リリースのあとはリラックスして腕が自然に曲がり、フォロースルーが左肩の方向に来てもいいと思います。リリースのときの腰の角度は45度~52度が基本ですから、リリースのときに左肩はまだ多少キャッチャーミットに向かっています。だから右腕のフォロースルーが左肩のほうに来るのが自然なんです。ピッチングの終わりに肩をまわし過ぎないようにしなければなりません。
結論としては、とてもすばらしいフォームです。直すところはほんの少しだけですね!本当に遅くなってゴメンナサイ!いつか近いうちにまた会えることを楽しみにしていますよ!
Michele Smith
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